こんにちは!シェリーです。
今日は『バイオリンをはじめる年齢はいつ頃がいいのか?』について私の考えを書いてみます。
バイオリンは子供用に小さな分数楽器があり、2歳位からでもはじめることができます。
皆さんの中で「バイオリンは小さな頃からはじめなくては上手くならない!」とお聞きになっている方は
いらっしゃいませんか?
はたしてそれは本当なのでしょうか?
答えは・・・NO! です。
バイオリンはいつからはじめても上達することができます。
親御さんがお子様を「この子を必ずや超一流のバイオリニストにするのだ!」とお決めになっている場合や、プロになると決めている方は、早いうちにスタートした方がよいかもしれません。
ただ、プロの方でも遅くからはじめて立派にコンサート活動されている方もいらっしゃいます。
(私もスタートは遅かったです(^-^;)
感受性の鋭い幼児期にはじめた場合、目に見えにくいメリットはあります。
しかし、 幼児であれば、感受性を高めるのは何もバイオリンを練習するだけに限りません。
日々の暮らしのなかで、体を使って遊んだり、
きれいな川の流れの音や鳥の声に耳をすましたり、
心地よい風を感じたり、
お家で美しい音楽を聴いたり歌ったりと、いくらでも出来ることがあります。
そういった豊かな体験は後々、演奏に生きてきます。
たとえ、ゆっくりスタートだって、バイオリンは充分に楽しめます。
私の生徒さんの中には、30代後半くらいに習いはじめ、3年ほどで市民オーケストラに入った方や、
小学校高学年からはじめて大学に入る頃にはメンデレスゾーンの協奏曲を弾いている子もいます。
もちろん、幼児期からはじめて音楽大学に入った人も。
正しい方法で、毎日練習すればバイオリンはそんなに難しい楽器ではないのです。
幼稚園児も、小学生も、ちょっと背伸びしたい中学生も、音楽に目覚めた高校生も、
お仕事をしている大人の方や、子供が大きくなり自分の時間ができたお母様も。
バイオリンに興味を持って、弾いてみたいな、と思った時が好機だと思います。
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