極意のキモ。

こんにちは!シェリーです。

 

ご訪問頂きありがとうございます。

前回の記事こちら➡️(バイオリンはむずかしい?その3)をご覧になってこちらにいらして下さったあなたは、かなり勉強熱心な方ではないでしょうか?

 

 

さてさて、では前回のつづき。

ここからは、すでにバイオリンをある程度弾いていらっしゃる方ならわかりやすいかと思います。

 

 

「音程をとる極意」

 

 

 

これは、かなりお上手に弾ける方でも気が付いていない場合があります。

 

「耳で聴いてはいけない、目で見てはいけない。」となると。

 

 実は「バイオリンはむずかしい? その2」の記事に答えがあります。

 

 

 

「指の感覚だけで音程を覚えていく!」のです。

 

 

 

 

「そんなの、当たり前!」と思われますか?

 

 

 考えてみてください。

 

耳で聴く、ということは、もう音が出ている、ということ。

正しくない音程の音が出ていても、「あとの祭り」です。もう遅いです。

 

ですから、いつでも正しい音程がでる練習(訓練といってもいいかもしれません)をするのです。

 

まず、出す音をイメージし、絶対その音が出る!と思う指板の地点の真上に指を用意し、置き、弾く。

果たして、イメージ通りの音がでたら「よっしゃー!(^O^)/」でつぎの指も同様に進めていく・・・。

もし、イメージとちがう音がでたら微調整して・・・をくりかえして正しく音が出た感覚を覚えます。

 

ですから、練習時に注意を向けて感じるべきなのは

 

 耳に聴こえる音ではなくて、それぞれの指の間隔の感覚(カンカク、カンカク・・・紛らわしい(^-^;)なのです。

 

 

かなり音楽とは程遠い地道な作業ですが、確実に上達したい方は必須!の作業です。

 

ただただ、楽しく弾きたい方には地味すぎておすすめしない練習ですが、どんどん上手になりたい方はこれを乗り越えると新しい景色が見えてくると思います。

 

 

自分の指をはじめ、体の感覚って、案外感じてないものです。

バイオリンの練習を通して自分をフル稼働し、日常で使っていない感覚を目覚めさせるのは楽しいですよ。

 

 

 

 

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コメント: 1
  • #1

    中澤奈保 (月曜日, 07 10月 2024 12:14)

    目で見ず、耳で聴かず、、、なんて!
    ええぇ〜っっ?音のイメージぃ〜?指のカンカクぅ〜?
    腰が抜けました。
    指板のシールを睨み、耳を澄ませて音を出しては「あ、違う!あ、コレはまし?あ、コレは正解!」などという弾き方で、「今日は運がいい?」なんて、ヴァイオリンって博打性が高い楽器状態でしたが、、、。
    まずはイメージ→そして指の感覚。
    鳥肌が立ちました。
    五感を超えた六感?七感?
    全ての感覚を総動員の作業なんですね、やりがいしかありません。