レッスンに必要な楽器について。

日差しがとても明るいです。

暦の上ではもう春、ですね。

 

春になると、何か新しいことにチャレンジしたくなります。(*^▽^*)

 

バイオリンを習はじめる方たちも、この時期が一つの好機になっています。

私がバイオリンをはじめたのは誕生月に合わせて、1月からでしたけどね。(*^^*)

 

 

さて、バイオリンを習おうとする方たちの関心事は楽器のことが多いのではないでしょうか。

 

バイオリンは体の大きさに合わせて用意します。

ですから3才くらいの小さなお子様でも無理なくおけいこできます。

4/4(四分の四)がフルサイズと呼ばれる一番大きい大人用のサイズ。

以下にサイズと身長のおおよその目安をあげてみます。

 

 1/16(十六分の一) ➡身長105cm以下

 1/10(十分の一)               105~110

 1/8  (八分の一)      110~115               

 1/4  (四分の一)               115~125

 1/2  (二分の一)               125~130

 3/4  (四分の三)               130~145

 4/4  (四分の四)               145cm以上

 

※写真は1/10サイズ以上のものです。

 

実際に購入される場合などは、一人ひとり、手の大きさや腕の長さなどが違いますので、指導を受ける先生に相談した方が安心です。

お子様の場合、お洋服のように「大は小を兼ねる」とばかりに大きめの楽器にしてしまうと、体に負担がかかってスムーズに上達しにくくなってしまいます。ジャストなサイズが良いですよ。

 

成長とともに、バイオリンもサイズの大きなものに換えていきます。

 

今は楽器をレンタルすることもできます。

1ヶ月数千円でジャストなサイズの楽器を借りることができます。

サイズアップするときは使わなくなるバイオリンを返却するので、前の楽器が収納スペースをとることもありません。

 

または、以前バイオリンを習っていたお知り合いから譲りうけて使う方もいらっしゃいます。

 

「やっぱり、自分だけのマイバイオリンがほしいな・・・。」という方には。

良い楽器がお手頃なお値段で(6万円くらいから)あります。

 

ネットなどで求める場合、良心的なものもありますが、そうでないものもあります。

私の知っている例では、生徒さんが持ってきた楽器(ネットで購入)が信じられないほどの別物だったことがありました。

調弦(弦の音を正しく合わせること)ができなかったんです。

結局、使い物にならず、信頼のあるお店で買いなおしました。

きちんとした楽器になった生徒さんは音の出しやすさと、その形や造作の美しさに喜んでいました。

 

楽器はながくおつきあいする大切なパートナー。

極端な話、ネットだけで結婚相手を決める人はいらっしゃいませんよね?(*´ω`*)

また、メンテナンスのことも考えてしっかりとしたお店から購入することをおすすめします。

 

大切な楽器です。正しく、楽しく選びましょう。