こんなところになぜバイオリンが?
私事ですが、ちょっと不思議なお話。
私がバイオリンをはじめた理由は池田理代子さんの漫画に影響されたから、と書きましたが。
いくつかの出来事から、バイオリンという楽器に心惹かれたのは偶然ではなく、運命?宿命?のようなものを感じるのです。
どういうことかと申しますと。
まだバイオリンを習いはじめる前。
(前にも書きましたが、私が「習いたいっ!」と言ってすぐには習わせてもらえませんでした。)
「習いたいなぁ・・・」と憧れつづけていたある日のこと。
母方の祖母の家に遊びに行ったとき、古い蔵の屋根裏からバイオリンの胴体部分が見つかりました。
弓はなく、弦や駒、ペグ(糸巻)、テールピース(緒止め)、あご当てなどの部品部分(写真参照してください(*^。^*))
はとれてなくなって音を鳴らすこともできないシロモノでしたが、バイオリンに憧れて間近で見たことのなかった私は胸が高鳴りました。
「バイオリンって本当にきれい・・・。」
家に持って帰り、手に取ってながめてはうっとりー。
楽器をでたらめにかまえて弾く真似をしてみたりして、でも音は出るはずなくて。(;_:)
まるで片思いの恋のように気持ちはますますつのるばかり・・・。
祖母の家は田舎の農家です。
そんなところで誰が弾いていたのか、今でもそれほど身近にあると思われない楽器がなぜあったのか?まったくもって不思議なのです・・・。
つづきます。⇨『続 不思議なお話』
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