母方の祖母の家から古いい壊れた楽器がみつかってから数年が経ったころでしょうか。
(この記事からはじめて読まれる方は前回の「不思議なお話。」からどうぞ。)
私は晴れてバイオリンを習いはじめることができました。
本物の自分の楽器を手にいれたのです。
(これがその楽器➡)
レッスンも家でのおけいこも楽しく、水を得た魚(バイオリンを得たシェリー?)のように嬉々として
毎日一生懸命弾いていました。
それからまた数年が経ち・・・。
今度は、父方の祖父の古い写真がみつかりました。
若かりし頃の祖父が着物姿でバイオリンを弾いている写真です。
祖父は私達にあまり興味を示さず、なんとなく怖い感じの人でした。
面と向かってお話をした記憶がありません。
ですから、若い頃にバイオリンを弾いていたなんて知りませんでした。
縁もゆかりもないと思っていた楽器。
それなのに何故か、バイオリンに心ひかれたのです。
偶然?それとも血筋?(今風にいうとDNA?)
私がバイオリンを弾くのは、生まれる前からのお約束だったのでしょうか?
とても不思議な感じがするのです。
つづきます。⇨『またまた不思議なお話』
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