バイオリンは毎日の練習がとても大切な習い事です。
音楽を表現するために自分の体、および楽器を自在にコントロールするのが大前提なので、
スポーツ選手並みに練習が欠かせません。
でも、毎日練習することができない、または十分な時間がとれない方もいらっしゃいます。
(私のところへもそんな生徒さんが通っています。)
そんな方たちに効果的な練習の仕方のヒントをお伝えしていきます。
まず第一に。
「音楽を聴くこと」
当たり前すぎますか?
では、お聞きします。
自分が弾こうとしている曲を「~しながら」でもいいからどれだけ聴いていますか?
その曲を鼻歌でもいいから、歌うことはできますか?
さて、いかがですか?
よく聴いていれば、軽く(上手である必要はない)歌えますよね?
これがとても大事です。
バイオリンの教材にはお手本となる音源(CDなど)がついているものもあります。
ついていなくても今はyoutubeなどで簡単に聴くことができます。
(昭和人間な私は正直、「自分の課題の曲くらい自腹でCD買って聴きこんで!」と思っちゃうのですが)(;^ω^)
まず、自分の課題(宿題)になっている曲を聴く、当たり前のことのようですが、これがとても大事です。
そらんじて歌えるくらい聴きこんでください。
電車の中でも、移動中の車の中でもできます。
学習しようとしている曲なんて、たぶん長くて数分の曲ですから。
一番簡単な方法は聴く「寝る前に聴く!」です。
枕元にポータブルな再生機をおき、聴きながら寝る、そのまま寝ちゃう。
寝る前なので体はリラックス状態、音楽を聴くには最高です。
これは私がやっていたことです。
毎晩、当時流行していたウォークマンを枕元に置き、レコードからカセットテープにおとしたビバルディの「四季」を聴いていました。
「春」から聴きはじめて「夏」の途中からは記憶がなくなっていましたが・・・(-_-)zzz
ただ、この方法(練習のための鑑賞)は読譜が十分にできない小さなお子さんは注意が必要です。
耳コピで弾く癖がついてしまうかもしれないからです。
この件に関しましては、ここでは詳しくは触れませんが
そうした子供たちには自分が学習する曲とは別の曲を聴くといいと思います。
今日から、明日からでも、すき間時間でできる練習方法。
「自分が練習しようとしている曲を聴く!」
お試しあれ。
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