感じることが豊かさのすべて

~豊かさって何?~

私、シェリーはいつもだいたい豊かで満たされていると感じています。

おなかが空いているとき以外は。(*´з`)

 

良い友人も何人かいますが、だいたい一人で行動します。

それでも寂しく感じたり欠乏を感じることもありません。

 

満たされていると言っても、すごいお金持ちでたくさんのものに囲まれていたり、美味しいものをいつもたらふく食べているわけでもないです。(*´▽`*)

 

 

 

 

時々こんな方をお見かけします。

 

人をうらやんだり、いつも自分は損をしている、と感じているのがバシバシ伝わってくる人。

 

 

 私から見たらとても恵まれてにいるにもかかわらず、です。

 

 

たぶん、そのような人はたとえどんな恵まれた状態でも満足できないのだろうと思います。

 

いつも足らないものを探してパニックになる。(>_<)

 

 

 

 

反対にそれほど人がうらやむような環境でなくても、いつも幸せそうな方もいらっしゃいます。

 

 

 

この違いは何?

 

 

 

私なりに考えてみますと、それは

 

「感度の違い」

 

なのかな?と思います。

 

 

 

例えば。

 

すごく繊細に作りこまれた美味しいお料理があったとして、それを味わう舌、味覚がなければ何も感じず、ありがたさがわからない。

 

 

 

素晴らしい名画、美しい音楽を犬や猫に見たり聞かせても、何も感じてないはず。

(あ、でもほんとのところは犬さんや猫さんに聞かないとわからないですが。(^.^))

 

 

 

せっかく生きているのだったら、自分の感度、感受性を高めると素晴らしいものを発見しやすくなり、世界は豊かさに溢れます。

 

 

 

では感度、感受性を高めるにはどうしたら良いのでしょう?

 

 

 

それはこの世に生をうけたときからはじまっています。

 

 

 

赤ちゃん、幼少期に心地よいものに触れさせることです。

 

 

赤ちゃん、幼児、総じて子供は些細な違いも見分け、聞き分ける力を授かっています。

 

その能力は放っておくと消えてしまうことがあります。

 

 

 

よく幼児の早期教育と称して早くから字を書かせたり、言葉を覚えさせたりする塾に通わせ、空調の整った無機的なお部屋で過ごさせたりしますが。

 

字が書ける、読める、計算できるなどの能力はわかりやすいです。

 

些細な音や色や香りなどの違いがわかる、といった能力よりは。

 

 

 

だからお勉強の早期教育も良いのですが、できれば自然の中に連れていき、風や木々のざわめき、小川のせせらぎ、木漏れ日のまぶしさ、花の色、暑さ、寒さを体感させることも大事かと思います。

 

 

 

だって情報量が圧倒的に違います。

 

 

 

雲の形、色、同じものはないほどたくさん、です。

自然に感覚が豊かになります。

 

 

もしあなたが、3色入りの色鉛筆と24色入り色鉛筆を持つならどちらにしますか?

(どちらを選んでも個性なので間違いではありません。)

 

 

 

 

 

 

また、過激すぎる色や音に長時間触れていたらどうでしょうか?

 

 

たぶん、感覚がまひしてしまうのではないでしょうか。

 

思わず目や耳をふさぎたくなるでしょう。

個人差はありますが。

 

ちなみに、シェリーも若いころは刺激的な音楽も好きでした。

 

でもその前に、童謡や日本の美しい歌、自然の音、クラシック音楽などにたくさん触れていました。

 

そしてそれはとても幸せな時間でした。

 

 

 

繊細な感受性があれば。

 

 

美しい夕焼け、鳥の鳴き声、道端の小さな花、それだけでも感じ入って幸せになります。

 

 

その感受性が育つのは幼い頃です。

 

 

 

でも逆につらい事や痛みも感じることができるといえます。

 

 

どうでしょう、つらい事や痛みがわかるのは悪い事でしょうか?

 

 

 

人の痛みをわかることにつながるのではないでしょうか?

 

 

ものの善悪をわかるより先に、まず感じる心を育てることが大事です。

 

 

 

子どもの頃からいろいろなもの、できれば美しいものをたくさん見て、感じる力をつけて、豊かで幸せな大人が増えればいいな、と思います。