うさぎは一匹ずつ捕まえろ!

練習の仕方

今朝は朝寝坊をしている娘(-_-)zzzをたたき起こしてバイオリンの練習をさせました。

 

曲はラロのスペイン交響曲第一楽章。

スペイン交響曲の楽譜
この曲ね。

 

 

結構弾けるくせに怠け者でなかなか仕上がらないのです。(;^ω^)

 

 

 

私が業を煮やして再チャレンジさせます!(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

(※注 普段は仏さまのような母でございます)

 

 

で、今日は第一楽章の難関、練習記号Fの部分をさらいます。

 

楽譜の一部分
この部分。

ここはバイオリン弾きにとって、難しいフラット系の調で音程がとりにくく、なおかつ、移弦が多用されているのに、滑らかに弾かねばならないところで。

 

よく生徒さんにも言うのです。

 

「ウサギは一匹ずつつかまえるのじゃ!」と。

 

なんのことかと申しますと、ことわざの

 

「二兎を追う者は一兎をも得ず」

 

のことで。

 

 

音程と移弦を同時に上手くいかせようと練習するのは、時間のむだで。

 

まず、音程(一匹目のウサギさん)。

 

それから、移弦(二匹目のウサギさん)。

 

を別々に気をつけてさらいましょう、ということです。

 

もっと厳密にいうと、ウサギ(留意するポイント)はもっとたくさんいますが。

 

 

・・・てなわけでぶーぶー文句を言いながらさらっていた娘も1時間ほどで進歩がみられました。

 

あとはそれを定着させるために毎日練習することです。

(これが一番難しい・・・(;^ω^))