雨と夜勤とゴールドベルク。

昨日からの激しい雨。

 

珍しく夜を徹しての仕事から帰りベッドに入ったパートナー。

 

「昼夜、逆転して眠れない・・・。」

 

というので、こんな時はこの音楽。

 

バッハのゴールドベルク変奏曲。

 

カイザーリンク伯爵が不眠の対策?としてバッハに作曲を依頼したといわれる曲。

 

ゴールドベルクというのは、バッハの弟子で伯爵のためにチェンバロを弾いていたそうです。

 

で、我が家も、寝室を締め切り、真っ暗にして隣の部屋からこの音楽を流してみたところ・・・。

 

 

 

効果絶大。

 

ほどなく、すやすやと寝息が聞こえてきました。

 

グレングールドの演奏はテンポが速いのでどうかな?と思っていましたが問題ではなかったようです。

 

ので、今日は私の練習もできず、しばらく一緒にバッハを聴きながら読書。

 

字を読むのに疲れて窓の外を見ると、前の家々の屋根を激しく雨がたたき、細かい水しぶきとなって、まるで煙のように立ち昇って流されています。

 

潔いほど、恵の雨です。

 

雨が止んだらきっと、美しい風景があらわれるでしょうね。