ふとテレビを観ましたら。
バイオリニストの千住真理子さんが出ていらっしゃって。
千住さんといえば、私が子供のころ、憧れの天才少女バイオリニストでした。
可愛いし、バイオリンはお上手だし。
その千住さんももう、57歳?!!
(自分の年齢、わかってる?彼女とそう変わらないデスヨ(;´∀`))
それは、良し、として。
彼女は体幹を鍛えている、とのこと。
そのとおりなんです。
バイオリンを弾くには体作り、特に体幹、インナーマッスルが大事になってきます。
バイオリンを習いはじめるお子さん達は、まだそれらが鍛えられていないので、時に楽しく体幹をしっかりさせるエクササイズを紹介しています。
最近の子供たちは、外遊びができにくい環境だったりして、体をしっかり動かして遊んでいると自然につくはずの筋肉がなかったりします。
バイオリンを弾く場合、まず重力の働く方向にしっかり立つことが大事です。
これが案外難しい。
外遊びの代わりにバレエなど習っても良いと思います。
私もバイオリンの他、モダンバレエ、テニス、卓球、水泳、エアロビクス、ヨガ、クラシックバレエなど様々な運動系を経験してきました。
これらは今、バイオリンを弾くのにとても役立っています。
現代はそうでもないですが、私が過ごした昭和の時代、バイオリンやピアノを本気でやる人は運動、特に球技はご法度でした。(私は平気でやってました)
大事な指をけがするかもしれないからです。
今、考えるとなんだか笑えますが。
(そういえば、そのころ、足腰を鍛えるのに「うさぎ跳び」なんてのもありました。今ではあれは身体に悪いといわれてます。時代によって常識も変わるのですね。)
けがを怖れてその時できる貴重な体験をしないのはもったいないし、それどころか、有益な情報を取り逃がしている気さえします。
音楽を奏でるには、できるだけいろいろな経験をし、体感を含め、五感、そしてそれらから生まれるインスピレーションに富む必要があると思います。
本を読んで得る知識も大事ですが、実際自分の体を使って体験することにはかないません。
優美な音色を奏でるには、多角的なアプローチが必要なのですね。
からの~1周回って、体幹。
文章では詳しく書くとかなり複雑になります。
実際のレッスンで体験するのが一番です。
今日はこの辺で。
コメントをお書きください