ルネサンスの再来。

こんにちは!シェリーです^_^

 

 

昨今はテクノロジーが急速に進み

昭和アナログ人間のシェリーはドギマギするような世界になりつつあります。

 

 

ともすると一日中誰とも会ったり直接話したりしなくても生活ができたり。

 

欲しい物一つもパソコンのボタン、ぽちっとすれば手に入ったり。

 

観たい映画やドラマもおうちのテレビやパソコン画面で好きな時間に。

 

行きたい場所はナビに入力すれば、近い将来、勝手に車が連れていってくれそうです。

 

 

単純な労働はロボットにまかせ、人間は働かなくても良い世界になるかも?

 

 

 

楽器演奏も然り。

 

毎日、一生懸命練習しなくてもノイズのない完璧な演奏がスピーカーから聴こえてきます。

 

 

それなのに、なぜ毎日時間をとっておけいこしてるんだろ?

 

いまだに、コンサートの生演奏をわざわざ電車に乗って聴きにくる人たちがいるんだろ?

 

 

 

それは、生身の人間の感覚器官、感受性の優秀さではないかしら?

 

 

偽物と本物を見分ける力。

 

ほんのわずかな差異も感じる力。

 

そしてそれを楽しむ力。

 

それこそが人間です。

 

 

 

たとえば、バレエも今は映画で観れます。

 

バレエなんて総合芸術の最たるもの。

 

たくさんの人やもの、お金が集まって創り上げられます。

 

当然、チケットはバカ高い!(≧▽≦)

 

映画なら安価で楽しめます。

 

そこの違いはどこにあるのでしょう?

 

違いがないなら、一回良い物を撮ってしまい、たくさんの人に観ていただければ、

提供する側は楽、観る方は安価で楽しめる、いいことずくめのような・・・。

 

 

 

実際、本物のバレエを観て頂ければわかるし感じて頂けると思います。

 

トウシューズのトントン、コツコツとなんともいえない音や振動

 

チュチュや衣装の衣擦れの音、動くたびに生じる空気の流れ

 

照明の光の印影

 

オーケストラの指揮者の、演奏者の息遣い、音・・・。

 

書ききれないこれらのものが混然一体となって私たちの感覚に訴えかけてきます。

 

それはものすごい情報の量です。

 

 

それらを楽しめる、違いのわかる人間ってすごいです。

 

人間ならでは、なのです。

 

 

どんなにテクノロジーが進んでもなくしたくないものです。

 

 

・・・というわけで、シェリーは時代が進むからこそ、人間復帰のルネサンスの再来を信じているのです。