こんばんは!シェリーです^_^
高価な楽器じゃないと良い音がでないと思っていませんか?
安価な量産の楽器でも良い音はするんですよ。
もちろん、きちんとつくられた楽器の話ですが。
同じある楽器を違う人が弾けば違う音がします。
バイオリンならではの面白さです。
では音はどこからくるのでしょう?
それは弾く人の内面からでてくるのです。
弾く人の心に沿って、でてくるのです。
弾きたい気持ちから現れてきます。
私はそれを「祈り」のように感じます。
楽器の音は毎日変わります。
すごく調子のいい時はのびやかに歌ってくれたり、ご機嫌斜めなときはまるで頑固で全然鳴ってくれません。
人間と一緒です。
だから毎日、練習が終わったらきれいにクロスでふきふきお掃除しながら
「いい音出してくれたね!今日もありがとー!」
って心の中でつぶやきます。
楽器は年数がたつといい具合に枯れてきて味わいある音になってきます。
私が最初に使っていたバイオリン。
スズキ製の量産バイオリンですが、もう40歳を超えています。
今、生徒さんにお貸ししていますが、お母様が「すごく良い音がしますね。」と言ってくださいました。
楽器のおかげでもありますが、それを鳴らす生徒さんの内面が表れています。
だから、今ある楽器を大切にして可愛がってあげてくださいね。
きっとその気持ちに応えてくれますよ。
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