こんにちは!シェリーです^_^
私の学生時代。
先輩がこんなことを言っていたのを思い出しました。
「私、音楽がなかったら、死んでしまう・・・。」
その時、私は
「いや、いや。音楽がなくても死なないし・・・。(;´∀`)」
って、内心思ったのです。
でも、今ならそう言った先輩の言葉の意味がわかるような気がします。
あるとき、精神的に不安定になり、ぞっとするような孤独のようなものを短時間ですが感じたことがあります。
それは、テレビで見た、ある重病を患った社長さんが絶望と向かい合ったとき感じた死の恐怖と同じものでした。
「このまま自分は消えてしまってなくなってしまう恐怖。」
これ、言葉では本当の感覚を伝えることができませんが、なにしろ
「誰か、だれか、タスケテ!!!!」
って、じたばたして藁にもすがるくらいのおそろしい気持ちです。
真夜中ひとりで怯えるわけのわからない孤独の恐怖・・・。
そんな時「タスケテ」くれたのが誰でもない、音楽なのです。
その時はラベルのピアノ協奏曲の第2楽章でした。
信じられないけど本当に救われたのです。
このとき、自分がこの音楽を聴ける環境にいてよかった、と後に思いました。
「音楽で飯は食えない。」
なんて言う方がいらっしゃいますが、「音楽は心の糧」ともいわれます。
ないと心がぱさぱさに乾いて死んでしまうようなものです。
そんな状態は「生ける屍」?です。
クラシックに限らなくてよいのですが、音楽を楽しむ心の余裕を日頃からもっていると、
これからの人生のなかで出会う困難を乗り越えることが出来るのではないでしょうか。
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