こんにちは!シェリーです^_^
大人になってバイオリンを始められる方が増えてきました。
「バイオリンを始めたいけど・・・。」という方のために書いていきます。
こんな疑問に答えます。
- 何から始めればいいかわからない。
- 費用はどれくらいかかる?
- 楽器はどうやって用意したらいい?
- 独学でもできる?
- 音符などが読めないけど大丈夫?
何からはじめる?
バイオリンが弾けるようになりたい!と思ったら。
だいたい、こんな方法がありますね。
- 独学で本で学ぶ。
- 独学でYouTubeなど動画で学ぶ。
- 先生についてレッスンに通う。
実は難易度の高い順にあげてみました。
1.はバイオリンの場合、音楽やバイオリンという楽器自体にかなり詳しい方でないと難しいかもしれません。
それまでに、ピアノやギター(あるいは少しバイオリン)などの音楽経験があり、コンスタントに練習できる自信のある方ならトライしてもよいかと思いますが相当難しいでしょう。
2.も独学ですが動画となる分、わかりやすいかと思います。
体系的に疑似レッスンのような形でYouTubeにアップされているものもありますので、本人の工夫とやる気次第である程度までは弾けるようになりそうです。
3.は多くはこのスタイルで実際に教えている先生につく、というもの。
時間も手間も費用もかかりますが、これが一番問題ないと思います。
先生は、ご自分にあったよい先生を選びましょう。
ちゃんと弾けるようになりたい場合、1.や2.の独学では、知らずにフォームや弾き方に悪い癖がついてしまって遠回りになることがあります。
ただ、ちょっと弾いてみたいな、と思った方や、通う時間と費用がかけられない、という方は上記のことをふまえた上で独学もありだと思います。
独学か、先生に師事するか決めましょう。
独学にするなら。
楽器や学習素材を探します。
楽器店などにいき、楽譜や書籍コーナーで初心者独学向けのものを選びましょう。
その教材に従って用意します。
動画で学習するにしても、初心者向けの本は参考にされるとよいでしょう。
先生につく、と決めたら・・・。
自分に合った先生を探しましょう。
大手楽器店の音楽教室、地域の文化センター、個人の教室などで様々な先生がいます。
ホールなどの催しで発表会を公開していることもありますので、聴きにいき、雰囲気を確かめるのもよいですね。
これ、といったところが見つかったら、あれば体験レッスンを受けてみましょう。
先生との相性がよいかどうか、指導がわかりやすいかどうかチェックします。
わからないことはどんどん聞いてみましょう。
楽器の準備
独学で始める場合、自分で楽器を準備します。
ピアノなど規格が一律で量産される楽器と違い、バイオリンは選ぶのが難しい楽器の一種です。
量産のメーカーのバイオリンであっても、必ず信頼できる専門店やバイオリン販売実績のある楽器店で相談します。
大手楽器店では楽器のレンタルサービスをしているところもあります。
ネットなどで格安(高価なものでも)で売っているのも見受けられますがおすすめしません。
形だけの粗悪品だったり、アフターフォローができない場合が多いからです。
わからないことに答えてくれたり、買ったあとのメンテナンス(弓の毛替え、修理など)がきちんとできる専門店がベストです。
先生につく場合は、勝手に自分で楽器を用意しないで、必ず先生に相談します。
生徒さんが弾く音を誰よりも聴くのは先生ですので、その生徒さんに合った音の良い上達しやすい楽器を紹介してくれるはずです。(笑)ご予算の中でよい楽器を選んでくれると思います。
もし、初心者なのに初めから100万円以上の高価な楽器をすすめる先生がいたとしたら、その先生に師事するのはやめた方がよいでしょう。(予算に余裕のある方はその限りではありませんが)
師事する先生によっては、その教室で貸してくれたりするところもあります。
もし知人などから楽器を借りる場合なども、その楽器を先生に見せてアドバイスなどをうけましょう。
費用はどれくらい?
独学でしたら、楽譜や譜面台、楽器の用意など、いったん用意してしまえばその後の費用はさほどかかりません。
楽器のメンテナンスには種々あるので、ざっくりですが、
弓の毛替え 5000円~8000円程度
弦(1セット) 1万円前後~2万円程度
修理、調整 内容により様々。
頻度は1年に1~2回と考えていいと思います。(判断によってはそれ以下の頻度)
先生につく場合を考えてみます。
上記のメンテなどの他にレッスン代ですね。
レッスン代はお月謝制が一般的です。
レッスン代はその地方によりますが、大手楽器店では月1万円前後、個人教室ではやはり1万円前後で幅があります。数千円から2万円ほどまで様々です。
ワンレッスン制も1回3000円程度から5000円、6000円など時間、内容にもよりますが、いろいろです。
そして、発表会の参加費があります。
これも教室、先生によってさまざまですが、1万円前後から高いところでは数万円のところもあります。
なお、お月謝などが高いところが必ずしも良い先生、良い教室とは言えないようです。
よく調べてからご自身とご予算にあう教室を探しましょう。
一般的なところをまとめてみます。
楽器代 10万円台~60万円台程度
楽譜 数千円
譜面台 5千円
月謝 ひと月 1万円前後
発表会 1万円前後から数万円
・・・といったところでしょうか。
まったくの初心者ですが・・・。
大丈夫です。
最近は大人のための教室などもあります。
バイオリンは単旋律楽器(読むのはト音記号🎼のみ)なので、音符も読みやすいです。
小学校などでならった音楽の延長線上で楽譜は読めていきますし、忘れていても覚えられます。
大事なのはできるだけ毎日、時間がない場合は休日などにコツコツと体と頭をはたらかせて練習することです。
環境を整えること。
ちゃんと上達するために環境を整えましょう。
毎日の生活にバイオリン練習の時間をルーティンで確保します。
音を出せる場所を用意します。
自分の家で音が出せない場合はカラオケルームや公共の施設などで練習できるところも。ただし費用がかかります。
バイオリンはピアノや管楽器などよりも音が小さいので、さらに消音器を利用するのもよいでしょう。
(消音器はバイオリンを買った楽器屋さんで手に入ります)
まとめます。
- 独学か、先生につくか、決める。
- 先生につく場合は師事する先生を探す。
- 予算をたてる。
- 発表会をみる。体験教室などに参加する。
- 環境を整える。(レッスンに通う時間、練習時間、場所を確保する)
- 毎日練習する。
・・・とこんな感じです。
ご参考になさってくださいね^_^
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