こんにちは!シェリーです^_^
生徒さんから
「自分の音を録音してきいてみたんですが、あまりにひどくて・・・( ノД`)シクシク…」
みたいなご意見をいただくことがあります。
巷でよくきくバイオリンの美しい音色とは程遠い・・・と感じられるのでしょう。
私の経験から言わせていただければ、初めから良い音はでません。
先日こう言われた方はバイオリンをはじめてまだ数ヶ月。
でも、立派だなと思うのは、「録音してみた」という事実。
向上心がなければこんなことはできません。
自分の音があまりよくない、好きでない、これはよくあります。
でもほかの人がきいたらそうでもない場合が多いのですよ。
あなたは録音された自分の声を聞いてみたことがありますよね?
「え~?!私、こんな変な声なの?いやだ~!!!(''Д'')」
って思いませんでしたか?
私は思いました(^-^;
なぜこうなるのか?
左の絵を見てみてください。
声を出している左側の人は自分の声を耳で聞くだけでなく、体から響いて伝わってくる音も感じています。
右側で聞いている人とはちがう音が聞こえているのです。
バイオリンを弾いているときも同じことが言えます。
バイオリンは体に接しているのでその響きが体を伝わって鼓膜にとどきます。
外から反射してくる音も聞いています。
その二つの音がミックスされるので他の人が聞いている音(録音された音)は自分では聞くことができません。
声にしても音にしても、耳慣れない音は変に感じるのです。
だからあまりガッカリしないでどうどうと弾きましょう。
あ、練習不足による音の間違いや曲の途中でつっかえることは論外(^_-)-☆
自分の音が練習や努力、時間、楽器によって変わってくるのはとても面白いことですよ。
シェリーはいつも楽しく生徒さんの音を聴いています。
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