こんにちは!シェリーです^_^
最近、大人の初心者の方からよく質問をいただきます。
練習の仕方や考え方などが多いですね。
先日いただいた質問はこういったものでした。
①音程(左手)を正しくすることと、曲のテンポをよくしてボウイング(右手)すること、どちらを優先すべきか?
②長時間バイオリンを弾くことによる体の痛みはどうしたらよいか?
①は、両手が別々に動かさなくてはいけない悩みですね。音程(左手)に気をとられると右手がおざなりになり、
テンポを保つためにボウイング(右手)を早くすると音程が正しくとれない・・・。
②は体の柔軟性が失われてきた大人の方によくあるお悩みです。
実はどちらのお悩みも、ぶっちゃけていうと
考えすぎです。(^O^)/
大人になると思考がはたらくので、うまくいかないと「どうすればいいんだろう・・・?」
と頭をはたらかせがちです。
子供が外国語にしろ、スポーツにしろ、そろばんやパソコン、ゲームに至るまで大人が舌をまく上達をするのは
あまり考えないからです。
直観で行動します。
大人は忙しく時間がない、はやく上達したい、という気持ちになりがちです。
うまくいかない原因をさがして対処しようとしてしまうのです。
その方法もよい場合がありますが、言葉ではあらわせない部分があり、アレコレ考えなくても脳は自然に解決策を用意してくれます。
その証拠に
「あ‘‘~っ!!!もうできない、今日はやめだ!!!"(-""-)"」
と練習を放棄し、一晩寝たら、次の日何となくできてしまった、ということがあります。(^.^)
大人は頭で(思考で)なんとかしようとしますが、そんなに考えなくても手や体を動かしているだけでいいのです。
そうやって無心になって練習しているうちに、不思議なことにどこかから声のようなものが聞こえてきます。
「こうやってやるといいよ。」
それは、楽器や弦、弓などが教えてくれているようにも感じます。
ちょっとオカルトチック?スピリチュアル?
これが人間の持っている知られざる能力なのかもしれませんね。
あ、もちろん考えることも大事です。
でも考えすぎないで、まず自分自身の感受性と直感を信じてください。
言葉で論理的に説明できないことを大人は信じない傾向がありますが、だからこそ、もう一度その不思議な能力を取り戻しましょう。
体験してみると、あっ、と驚きますよ。(^_-)-☆
あ、お悩み②に関しては、どうぞご無理をなさいませんように。
ご自身のお体とよく対話なさってくださいね。
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