【バイオリン上達法】負荷をかける。

こんにちは!シェリーです^_^

 

せっかく習っているからには上手に弾けるようになりたい!

 

そう思いますよね?

 

ではどんな考え方、方法で練習したら上達するのでしょうか?

 

 

 

それは、

 

適度な負荷をかけること。

 

どういうことかといいますと。

 

これ、スポーツなどの練習方法と似ています。

 

バイオリンはかなり体のある部分の筋肉を使って音をだし表現する楽器です。

 

指や腕、体の使い方が重要です。

 

それらの筋肉をコントロールするのです。

 

 

 

スポーツで体を鍛える場合、トレーニングで負荷(少し体がきついくらいの動きなど)をかけると筋肉痛になりますよね?

 

あれは一度、現状の筋肉をこわしているのです。

 

で、筋肉の方としては

 

「むむ、今の筋肉じゃこの負荷に耐えられないぞ!」

 

ということで、さらに新しい、強い筋肉に作り変えるわけです。

 

もし負荷のないトレーニングだったら、今までより強い筋肉は作られないわけです。

 

だから負荷、ちょっとキツイことをするのが必要なわけで。

 

 

 

ただ、バイオリンの演奏の場合は、その種の強いエネルギーが必要なわけではありませんし、痛みが出るようなハードな練習は逆に害になったりするのでNG。

 

筋肉に負荷を与える、というよりは脳に与える感じ。

 

 

左手のフォーム、指の動かし方、これらは曲を弾くことによって習得するのではなく、別個にトレーニングが必要になります。

 

理想的なフォームになるまで、脳の筋力?を使い、繰り返し練習します。

 

 

右手の弓の運び(ボウイング)も曲の練習を通してでなくそれだけトレーニングします。

 

 

また、曲の中ででてくるちょっと難しいパッセージも負荷をかける練習法があります。

 

リズムを変えて練習する方法です。

 

これをやると、そのまま弾くよりちょっと難しいことをやることになるので、指がフレキシブルにコントロールできるようになり、余裕をもって弾けるようになります。

 

これらの練習は通常つかう脳の部分とはちがう部分を使うので疲労感があったりしますが、それこそが上達を約束するものです。

 

 

ただし、やり方は先生に習って正しく、が鉄則。

 

それから、練習時間や回数も、今までより多めにして負荷をかけてみませんか?

 

「負荷をかける」

 

ちょっと意識してみてください。(^_-)-☆

左手の練習
左手の練習