こんにちは!
シェリーです^_^
タイトルに『新しい世界』と書きましたがそれは何かと言うと。
『弦楽(バイオリン)アンサンブル』です。
もしあなたがすでにバイオリンをやっていて、アンサンブル(二つ以上の楽器で合わせて弾くこと)をしたことが
ないならぜひ、機会があればやってみてください。
やってみる価値がある理由を以下3つあげてみます。
理由①楽器が鳴る、響く
バイオリンは一人で弾くこともできますが、アンサンブルができる楽器です。
複数の楽器が集まって弾くとその魅力は倍増以上です。
それは弦楽器ならではの優れた特性のためです。
その特性とは。
「共振と共鳴」
バイオリンは木でできた胴体に弦が張ってあります。
複数の楽器で同じ周波数、もしくは倍数の関係にある周波数の音を鳴らすと弦が共振し、胴体の中で共鳴します。
自分が鳴らす音以外の楽器の音までも自分の楽器が取り込み、どんどんよく鳴り出します。
楽器が鳴り出すととても気持ちが良いです。
理由②ハーモニーが快感!
一人で単音のメロディーを弾いているのと違い、ハーモニーが楽しめます。
自分が弾く旋律が他のパートの音と混ざり合い、調和すると新しい景色が見えてくるようです。
一人で弾いていた時のメロディーが和音で彩られることによってまるで別の音楽になります。
また、他のパートと調和させようとするとよく聞いて合わせるようになります。
タイミングの感覚が研ぎ澄まされたり、音程を正しく取れるようになります。
これはソロで弾く時にも役立ちます。
理由③音のるつぼに入る快感を味わえる。
コンサートなどで音楽を聴くのも楽しいですよね。
それがロックバンドや室内楽、オーケストラなどでも。
もし自分がメンバーとなってその中に入ったら?
どんな気分か、どんな音が聞こえてくるか、想像ができますか?
これは体験した人にしかわからない世界です。
音の海の中に入るのです。
そして自分が波を作るのです。
今まで聞こえていなかった音を発見したり、自分の音が周りの音にしっくりと溶け合って漂ったり。
同じ楽器をやっている他のメンバーとの交流も楽しいです。
とは言っても
「他の人と合わせるのに不安・・・。」という方もいらっしゃるかも知れません。
「あんまり練習できないし・・・。」
「自分、そんなに上手じゃないし、間違ったり変な音出したりしたら恥ずかしいし・・・。」
大丈夫です。
自分が弾けなくても他の誰かが弾いてくれます。
自信がない箇所はエアーで弾いて(弓を浮かして弾いているフリをして)音を出さなければOKです。
人が弾いている音を聴いて自分が弾いているように錯覚しましょう。
そうこうしているうちにみんなに引っ張られるように弾けるようになってきます。
また、人付き合いが苦手な人は練習が終わったらそっと帰っても大丈夫です。
弦楽器奏者は繊細な方が多いので、そんな人にも理解がありますよ。
こんな感じでアンサンブルは脳の使っていない部分を刺激して新しい世界を体験させてくれます。
ちまたでバイオリンを弾ける人は実はとても少ないです。
「アンサンブルしたいな・・・。」と思ってもなかなかお仲間が見つからなかったりします。
やらない手はないです。
ぜひアンサンブルにチャレンジして見たことのない新しい景色をみてくださいね!
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