「この音を外したらお嫁に行けない!」????

こんにちは!

 

シェリーです^ ^

G.Wもあっという間に終わりましたね。

 

今年は緊急事態宣言もあり、お出かけもままならず残念。( ̄▽ ̄)

 

ブログもお久しぶりですがまた徒然に書いていこうと思います。

 

どうぞよろしくお願いします。( ´ ▽ ` )

 

 

 

さて。

 

 

発表会や演奏会、テストなど、いわゆる本番で、この音はどうしても外せない!という場面があります。

 

 

例えば、低い音から高い音へ一気に跳ぶハイポジションへの移動。

 

曲の中で重要な部分ですので、この音を外したら音楽が台無しになってしまう、そんな場面。

 

 

学生時代に、ある先生がこう言っていました。

 

「この音を外したら、お嫁に行けないと思え!」

 

 

お嫁に行けないなんて重大事だろ、だったら、それぐらい集中してのぞめ、失敗するな!ということでしょうか。

 

 

 

今考えるとなんだかおかしい。

(偏った価値観と言った意味でも)

 

時は昭和でしたので、さもありなん、な言葉ですw

 

まあ、その先生もユーモアで言ったのかもしれませんが(^ ^)

 

 

 

ここからが本題。

 

 

 

 

この言い回しは「何かを失敗するとダメだよ」という、いわゆる「賞罰」の「罰」の方です。

 

 

これでは、音を外す=恐怖に結びついて伸び伸びとした良いパフォーマンスにはなりません。

 

 

 

 

例えば、アクロバットで綱渡りをする人がいますが、あれは

 

「落ちたら終わりだ、だからしっかりやろう。」

 

なんて思ってやっているでしょうか?

 

 

そもそもそんな怖いことをどうしてやっているのでしょう?

 

 

極度に集中して渡りきった時の達成感、細い綱を渡るゲーム感覚が先にあるのではないでしょうか?

 

 

 

想像してみてください。

 

 

あなたが、万が一落ちても大丈夫な網があった上で綱渡りするとして、落ちたら終わりだ、と思うのと

 

渡りきった向こうに自分の欲しかったもの(私ならストラディバリウス、ウソ、海外旅行券w)

 

があるとしてどちらがやる気になりますか?

 

 

 

 

バイオリン演奏の話に戻りますが、同じことです。

 

たくさんの人の前で良い演奏ができた、その達成感のため(それだけではありませんが)に弾いています。

 

誰も大勢の人の前で恥をかこうと思って弾くわけではないです。

 

 

 

 

意識することが現実になりがちです。

 

「〇〇しないように・・・。」と思うと〇〇しがちになります。

 

 

 

ですから失敗すること、音を外すことなんて考えないで「賞罰」の「賞」の面をイメージしましょう。

 

 

「この音がバッチリ決まったら、何かいいことが絶対起こる!」と験担ぎするのもよし。

 

とっても良い演奏ができて、会場がわれるような拍手で包まれるのをイメージするもよし。

 

そちらの方が成功する確率が上がりますよ。

 

 

 

ただ、練習しなくては実現はありません。

 

日々、うまく弾けたイメージを持ち、ニヤニヤしながら練習してみましょう?!・:*+.\(( °ω° ))/.:+

 

 

 

生徒さんと動画撮影をしました。

 

テイク1、テイク2と出だしのピアノ伴奏を私が弾き間違えるという・・・💦

 

生徒さんはテイク4、5あたりまでちゃんと通して弾けました。

 

お疲れ様でした!