こんにちは!
シェリーです^ ^
先日のレッスンが終わった後、生徒さんから
「レッスンで先生にきいていただくはじめは、なんだかうまく弾けないんです・・・。」
と言われました。
よ〜くわかります。
さあ、レッスンだ、とバイオリンを構え弾き始めますが、なんだか弓が安定しないし、変な音が出てしまう・・・。
これはレッスンに限らず発表会などの本番でもそうですよね。
弓や楽器、もっと言えば自分の体をコントロールできない。
バイオリンの音を出す、というのはすごーく繊細な作業です。
ピアノであればとりあえず鍵盤をおさえればそれなりの音が出ますが、バイオリンは
右腕を宙に浮かせ、
弓の毛を、それこそ20グラム重ほどの力で弦の上に置き、
弦に対し90度を保ち、同じ場所で真っ直ぐに引かなくてはならず・・・。
(右手だけで、コレ。さらに左手もあり。言葉で説明するだけで大変そうでしょ!?)
これらを瞬時にやるんですから、ぽやっとしてたらちゃんとした音なんて出ないのです。
でもご安心を。
プロのバイオリニストでも程度は違えどそういうことありますよ。
今までいろいろなバイオリンリサイタルなどを聴いてきましたが
コンサートのはじめは、やはり不安定さが聴いて取れることがありますし、私もそうです。
ただ、その中でもはじめからしっかり安定した音を出すバイオリニストもいます。
(そういう方は私の追っかけ対象となりますw)
ですから、練習あるのみ、なのです。
プロでさえそうなのですから、ちょっとやそっと練習したくらいでは安定した演奏はできないですよね。
弾いて弾いて弾きまくる、まずこれ。
そして、いつも言っていることですが、ただ音を出す練習ではなくて
「百回弾いたら百回とも満足な音が出る」ように練習するのです。
具体的な練習の仕方ですが。(有料級w実際のレッスンでやっています)
難しいフレーズ、うまく弾けない部分などを取り出し弾きます。
うまく弾けたらカウントし、二十回くらい成功させます。
それができたら、今度は同じように『連続で』二十回うまく弾けるように。
十九回目で間違えたら、また一回からカウントし直し。
ゲーム感覚で楽しい練習です🎵
(どこがっ!!!???((((;゚Д゚))))))))
あと、私が学習者側だった時にやっていたのは、
「先生の前で一発目でちゃんと弾けるように準備しよう。」
という意気込みを持っていたこと。
毎回の一人きりの練習でも、適度な緊張感を持って、先生が聴いている、というイメージをしていました。
こういう地道な練習の繰り返しの積み重ねで本番でも上がらずに弾けるような気がします。
まだ、いろいろな方策はありますよ。
最後にサラッと言いますと。
この問題、メンタル上の問題のような気がしますが、さらに深掘りすると、身体の問題が大きいのです。
このことについては長くなりますので、また少しずつどこかで。^_−☆
生田緑地公園でバラを見てきました。
良い香りが漂い、幸せな気分になりました・・・。
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