【バイオリン練習の仕方】その練習、間違ってます③【頭の中の音楽】

こんにちは!

 

シェリーですl ^ ^

 

今回も練習をチェックしてみましょう。

 

無意識にしている練習が、実は上手くなるのに遠回りしているかも知れませんよ。

 

 

★頭の中にある音楽(メロディー)を弾こうとしている。


これは、音楽が好きでよく聴いている人、また耳が良い人に多いのです。

 

 

 

今までに聴いた事がある曲を弾くことになったとします。

 

そうすると、楽譜から読み取ろうとせずに、聴き覚えている音楽を弾こうとします。

 

その方が、楽譜をきちんと読むより手っ取り早いからです。

 

 

 

 

しかし、これが落とし穴・・・。。・°°・(>_<)・°°・。

 

 

 

この方法に頼るとよくないのです。

 

 なぜなら、「人に伝わらない音楽になる」可能性があるから、です。

 

 

 

 

 

どうして伝わらないか?

 

 

音楽のルールを無視してしまいがち、だからです。

 

 

 

「音楽のルール」、とは、拍子、テンポ、音程などです。

 

 

これらがきちんとしていないと、人が聴いてもトンチンカンな面白くない演奏になってしまいます。

 

 

 

想像してみてください。

 

酔っぱらった人がフラフラと千鳥足で歌う、テンポも定まらない調子っぱずれな歌って変ですよね?

もう一つ、理由があります。

 

自分の頭の中の音楽を正しく弾いているつもりでも、自分の音は聴けていないのでチェックできないから。

(前回の記事参照)

 

 

でも、楽譜から読み取るようにすると、冷静で客観的に練習する事ができます。

 

速く習得することが可能になります。

 

 

 

楽譜から読み取ることは、目も頭も使うし、忍耐が必要だったりします。

 

しかし、やっていくうちに上手になり、速く確実に譜読みができるようになって、

 

結局は後々、楽になります。

 

 

 

とは言え。

 

反対のことを言うようですが、実は頭の中にある音楽を弾くのは大切なことなのです。

 

 

 

その方が潤いのある音楽的な演奏ができるからです。

 

 

 

譜面を正確に弾くだけでは、正確ではあっても、機械的で面白くない演奏になりがちです。

 

一方で、ルールを無視した音楽は伝わらない・・・。

 

 

 

 

要するに、どちらか片方(聴き覚え or 譜読み)だけでなく、

 

まず、譜読みによって音楽のルール(弾く人と聞く人の共通項)を守った上で

 

演奏者の個性を生かした味わいある演奏をしましょう、ということです。

 

 

 

いかがでしたか?

 

思い当たること、ありませんでしたか?

 

(実は、私もやっていた失敗です・・・・。(^◇^;))

 

少しずつ、練習方法をブラッシュアップして、効率の良い方法に変えていきましょう!