こんにちは!
シェリーですl ^ ^
今回も練習をチェックしてみましょう。
無意識にしている練習が、実は上手くなるのに遠回りしているかも知れませんよ。
★頭の中にある音楽(メロディー)を弾こうとしている。
これは、音楽が好きでよく聴いている人、また耳が良い人に多いのです。
今までに聴いた事がある曲を弾くことになったとします。
そうすると、楽譜から読み取ろうとせずに、聴き覚えている音楽を弾こうとします。
その方が、楽譜をきちんと読むより手っ取り早いからです。
しかし、これが落とし穴・・・。。・°°・(>_<)・°°・。
この方法に頼るとよくないのです。
なぜなら、「人に伝わらない音楽になる」可能性があるから、です。
どうして伝わらないか?
音楽のルールを無視してしまいがち、だからです。
「音楽のルール」、とは、拍子、テンポ、音程などです。
これらがきちんとしていないと、人が聴いてもトンチンカンな面白くない演奏になってしまいます。
想像してみてください。
酔っぱらった人がフラフラと千鳥足で歌う、テンポも定まらない調子っぱずれな歌って変ですよね?
もう一つ、理由があります。
自分の頭の中の音楽を正しく弾いているつもりでも、自分の音は聴けていないのでチェックできないから。
でも、楽譜から読み取るようにすると、冷静で客観的に練習する事ができます。
速く習得することが可能になります。
楽譜から読み取ることは、目も頭も使うし、忍耐が必要だったりします。
しかし、やっていくうちに上手になり、速く確実に譜読みができるようになって、
結局は後々、楽になります。
とは言え。
反対のことを言うようですが、実は頭の中にある音楽を弾くのは大切なことなのです。
その方が潤いのある音楽的な演奏ができるからです。
譜面を正確に弾くだけでは、正確ではあっても、機械的で面白くない演奏になりがちです。
一方で、ルールを無視した音楽は伝わらない・・・。
要するに、どちらか片方(聴き覚え or 譜読み)だけでなく、
まず、譜読みによって音楽のルール(弾く人と聞く人の共通項)を守った上で
演奏者の個性を生かした味わいある演奏をしましょう、ということです。
いかがでしたか?
思い当たること、ありませんでしたか?
(実は、私もやっていた失敗です・・・・。(^◇^;))
少しずつ、練習方法をブラッシュアップして、効率の良い方法に変えていきましょう!
コメントをお書きください