こんばんは!
シェリーです( ´ ▽ ` )
今日はあるコンサートに行ってきました。
古楽器を中心とした演奏会で、曲はおそらく私も含めて聴衆の皆さんもお聴きになったことがないものが多かったです。
そうすると、どこで曲が終わって拍手をしたら良いか、わからない・・・(*≧∀≦*)
(交響曲など、3楽章、または4、5楽章くらいまである場合、各楽章の間では拍手をしないことはもう皆さんご存知のようです。)
演奏の音が途切れて、しばらくの間・・・。
(え?これ、終わったの?手叩いていいんかいな?の空気・・・)
すると、そろそろと演奏者が立ってお辞儀をするような仕草。
で、「パチパチ・・・👏」となるわけで。
これがみんなが知ってる有名な曲とかでしたら良いタイミングで拍手できますが。
でも、これでいいと思います。
演奏者はそんなこと、重々承知ですので、曲が終わってすぐ拍手が来なくても失礼には当たりません。
それより気になったのは、最後の曲が終わった時。
お客さんも慣れてきて最後の曲が終わるやいなや、
「いや、素晴らしかった!ブラボー!」とばかりにすぐ盛大な拍手をしたのです。
最後の音は、演奏者が静かな余韻がホールに響く素晴らしい音を残してくれたのに、です。
ああ、もっと(ほんの数秒)この音の空間を味わいたかったのにな・・と残念な気持ちになります。
拍手をしたい気持ちはわかるんです。
「素晴らしい演奏だった!」
「自分の感動を早く演奏者に伝えたい!」
「大きな拍手をして演奏者を応援したい。」
などなど。
だけど、何をしにコンサートに来ているのか?
演奏者は何を聴衆に期待しているか?
美しい音を心ゆくまで味わうため。
素敵な時間を演奏者と聴衆がお互いに共有すること。・・・ではないかしら。
ですから、曲の終わりがわからないのを恥じることもないし、
演奏者を気遣って拍手することもない。
以前、友人に聞いた話。
その友人が外国のボーカリストのコンサートに行ったときのこと。
歌が終わった時、お客さんが拍手をしたら、
「無理に拍手をすることはないのですよ。」と優しく諭してくれたそうです。
多分、素晴らしい歌で、心に滲み入るものだったのでしょう。
その空間に拍手は要らなかったのだと思います。
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昨日はブログ書きませんでした〜(≧∀≦)
新宿にいたんです。
皆既月食でしたね。
お写真に撮れたのは月食が終わったあとの月。
綺麗だね。
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