最低、4つ数えられること。

タイトル、「え?なんのこと?」ですよね・・・(・・?)

 

「拍子」のことです。

 

 

ご存じのとおり、音楽には「拍子」があります。

 

2拍子、3拍子、4拍子、6拍子・・・。

 

たまに5拍子、7拍子ってのもあります。

 

 

で、これをちゃんと数えられているかというと・・・。

 

 

案外数えられていない・・・。

 

 

 

4拍子であれば、

 

1、2、3、4、1、2、3、4、〜。

 

・・・と規則正しく数えるのができていないわけです。

 

 

 

「そんなことない!」

 

と反論も聞こえてきそうですが。^^

 

 

もっと正しくいうと、拍子を正しい間隔で感じられていない、体感できていない。

 

 

ですから、そういう拍子の感覚ができていない方の演奏を聴いて、

 

「ん?何か違う・・・。」

 

「なんだかノれない音楽だな・・・。」

 

 

と共感できなくなってしまいます。

 

 

合奏の場であれば、他の人たちの音と微妙に、または派手にずれてしまう、とか。

 

 

 

拍子(拍)って実は私たち、知らない間にとっています。

 

究極の拍子は、心臓の鼓動、脈拍です。

 

大体、安静時は一分間に60回前後位打っています。

 

 

また、歩くとき。

 

右足、左足、右、左、1、2、1、2〜

 

・・・と大体同じテンポで歩いていますよね。

 

 

もし、このテンポが

 

「い〜〜〜〜ち、にっっっ、いち、にっ、いちに、いちっ、に〜〜〜」

 

なんて不規則になってようものなら、そのうちつまずいて怪我してしまいそうです(≧∇≦)

 

 

 

なのに、楽器演奏の場合、正確に拍子を数えることが案外できません。

 

それを踏まえた上で、メトロノームを使うなり、自分ですごーく意識をして拍子を数えましょう。

 

行進曲などを聴いて手を叩いて拍子をとってみるのも良いですよ。

 

 

例えば、

合奏の楽譜でこんなのが出てきます。

 

 

『=2=』とか『=4=』

 

これは『2小節間』『4小節間』お休み、を表しています。

 

この曲は4拍子ですから

 

4(拍)×2(小節)+4(拍)×4(小節)=24(拍)

 

お休み。よって24拍数えるわけです。

 

 

不慣れな方は、大体途中でわからなくなります(≧∇≦)

 

それが、練習していくうちに感覚が研ぎ澄まされ、ちゃんと正しく数えられるようになります。

 

こういった、数えること、とか数を感覚的に捉えられること、というのは脳の働きが良くなることと同じです。

 

(当たり前のことなんですが)

 

 

なんの役にも立たない、と思われる能力に見えますが、実はすごい有益な能力。

 

詳しく説明していると長くなりますのでここでは言いませんが。

 

 

バイオリン演奏を楽しむのは一石二鳥どころか何鳥もある美味しいこと、なんです。

 

 

 

休符を数えすぎて疲れたら

甘いスイーツはいかが?

 

 

 

 

 

 

 

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