【有料級】本気でバイオリンを上手になりたい人向けです。

こんにちは!

 

シェリーです^^

 

今回の記事はこんな人向け。

  • 初心者だが、きちんと上手になりたい。
  • 人前であがらないで弾けるようになりたい。
  • レパートリーを増やしていきたい。
  • 上級者で伸び悩んでいる。
  • バイオリンの先生でどうやって生徒を教えてよいか悩んでいる。
  • 一生楽しめるテクニック、実力を身につけたい。

 

いわゆる、ちゃんとバイオリンに向き合いたい方向けです^^

 

 

 

結論から言います。


これをやってください。

 

セブシックop1-1。

 

 

(私が使っていたものなので版が古いです^^;)

 

 

 

 

やったことがある方、または今やっている方もいらっしゃるかと思いますが。

 

きちんとさらっている人は少ないかも。

 

 

これは2番目のD線の練習。
これは2番目のD線の練習。

譜面だけ見ると、初級の方がやるようにしか見えませんね。

 

ピアノ教本で言ったらさしずめバイエルのはじめの方・・・。

 

簡単に見えるので、レッスンの時、初見で弾いたり、あまり練習しない人もいますね。

 

 

 

実はこれが初級の方だけでなくやりようによってはこんがらがった弾き方をする上級の方の処方箋になります。

 

 

 

 

 

 

効能。


これをきちんと学習すると、どんな良いことがあるか?

 

  • 音程が正しくなる。
  • 曲の難しいパッセージが楽に弾けるようになる。
  • 初見の力がつく。(パッと見た楽譜を弾けるようになること。)

 

 

などなど。特に3番目の「初見の力」は皆さん欲しくないですか?

 

 

 

練習の仕方。


上級の方はA線の練習、1番からはじめても良いですが、初級の方はD線、2番の練習から始められるのをおすすめします。

 

ここからは初級の方向けに説明していきますが、やることは上級の方も同じですので応用してください。

 

 

まず、左手のフォームを正しくとります。

 

写真はA線を押さえていますが、D線でも同じように。

 

2と3の指が指の根元から隙間なく、くっつくように押さえます。

 

 

これが基本の指の形です。

 

この形がスッととれるように体に染み込ませること。

 

 

そして最初の1小節を4分音符でゆっくり弾きます。

 

「1と、2と、3と、4と・・・。」と拍子をとりながらですが、この時、「・・・と、」のいわゆる裏拍の時に必ず次の音符を見て指の用意をします。

 

「絶対正しい音程にするぞ!」のイキで。

 

音を出してしまってから

「あれ〜?こんな音(正しくない音)出てますけど〜?。」みたいな無責任にならずに。

 

これ、伝わりますかね?☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

 

 

この連続です。

 

ですから耳をダンボに(大きく)してよ〜〜〜〜く聴きます。

 

 

それから、同じ小節を今度は8分音符にし、スラーをつけます。

 

同じテンポで弾きますのでひとつの音符を弾くのは倍の速さです。

 

目は二つの音符を同時に読み込み、指は2本を同時に用意します。

 

この連続。

 

 

同じように16分音符でスラーは音符4つ分、4つの音符を一瞬で読み込み、4本の指を正しくセットします。

 

 

 

指のアクションの注意点。

良い例
良い例

各指は根元の第3関節のみ動作します。

 

こんな感じ。

良くない例
良くない例

この時、第1関節と第2関節は伸ばさないように

 

 

こんな風に1小節ずつ、一つ一つの音を超丁寧に丹念にさらっていきます。

 

必ず自分が正しくやっているか自問自答しながらさらってください。

 

 

ほんっーーーとうに真剣に、です。

 

シンプルすぎて本当にこれで上達するの?と思うかもしれませんが効果は絶大です。

 

 

信じるか信じないかはあなた次第ですがw

 

 

そして、絶対的な必要条件。

 

毎日練習しなされ。

 

毎日練習は必須、です。

 

食事をきちんと毎日とることと同じ。毎日やることが身につきます。

 

やることは至ってシンプル。やったら上手くなります。

 

 

なんとなくやってもそれなりに上達しますが、どうせなら徹底的に自分と向き合うことで揺るがない基礎を身につけることができます。

 

 

 

以上、有料級の情報でした。

 

本気の方はこの記事を読んで大まかにでも理解できたらすぐ練習に取り掛かってください。

 

 

何かわからないことがあれば、コメント欄でご質問くださいね。

 

では、また!^^

コメントをお書きください

コメント: 3
  • #1

    中澤奈保 (金曜日, 13 9月 2024 23:14)

    教本は違いますが、練習の仕方(次の音符を見て指の用意、よく音を聴いて、正しい音で弾くゾ、、、)は、私の先生も全く同じ事を指導してくれます。
    53歳の時、生まれて初めてヴァイオリンを習い始めました。10年が経ち、レッスン回数は200回を超えた所です。
    先生の演奏が好きで、簡単な曲でいいから、先生のような音でヴァイオリンが弾けるようになりたいと思い続けて来ました。
    ところが先日のレッスンで、「あなたはどんな音楽を表現したいのか?」と問われ、「これ以上あなたが上手になるようにレッスンすることができない」と言われてしまいました。
    上達が遅い、(フルタイムで働いている、でも60分を目標に毎日30分以上は練習していますが)練習も足りない状態なのだと思います。いくら教えても上達しない私にストレスを感じられるのも当然とも思います。
    趣味なので楽しくレッスンできればいいと思っていましたが、上手があまりにも遅い私に「あなたはどうなりたいの?」という思いなのだと分かり、申し訳なくなりました。
    先生を変えることがお互いのためなのか、、、と悩んでいます。
    有料級の素晴らしい記事に対して、お門違いなコメント申し訳ありません。私の先生と同じ練習方法を提案されている記事でしたので、つい甘えてしまい書き込んでしまいました。

  • #2

    シェリー^^ (月曜日, 16 9月 2024 22:18)

    中澤奈保様
    コメント、ありがとうございます。
    お返事遅くなりました。(16日にいただいたコメントを先に読まさせてもらいました)

    真摯にバイオリンに向き合われ、弾きたい気持ちがひしひしと伝わってきました。
    私もそんな時がありました。もどかしく思われるお気持ち、わかるような気がします。
    フルタイムでお仕事をなさっていて毎日30分以上練習されているのは素晴らしいですね。

    私からひとつ質問させてください。
    「バイオリンを弾いている時、楽しいですか?」
    これがひとつの答えになるのかな?と思います。
    バイオリニストのように表現豊かに完璧に弾くのが全てだとは私は思っていません。
    中澤様が弾いていて楽しいか、バイオリンの響きに癒されるかどうか。

    実際に中澤様の先生がどんなレッスンをされているか、どういう思いでおっしゃられたかわからないのですが、
    「どんな音楽を表現したいのか?」
    もとても大事なことです。

    おそらく先生は「もっとうまくなれるはず」という期待もあるのかな?と思います。
    ただ、まだ練習の仕方の工夫の余地があるのではないかとも私は感じます。
    この辺りの詳しい方法はまたブログにでも書けそうですね^^

    バイオリン弾きは悩むこと、多々あります。
    楽しみながら乗り越えられますように!
    またブログに遊びにきてくださいね^^



  • #3

    中澤奈保 (月曜日, 07 10月 2024 02:37)

    返信をありがとうございます。
    「バイオリンを弾いている時、楽しいですか?」
    よくよくよーく自分の心を覗いてみました。
    ヴァイオリンほど人の気持ちを表せる楽器はないように思い、気持ちを伝えられる演奏をしてみたいと始めてみたものの、やればやるほど難しい。下手になりながら上手になっていく楽器なのかしら?それとも私だけ?となかなか上達できない状態に情けなくなること度々。
    でもそんな中でも、指番号を書かなくても弾けるようになる等、小さな進歩はいくつかあり、「ヴァイオリンが好き、まだやめたくない、もっと続けたい」と言う気持ちに涙が出ました(自分でもビックリ)。
    そして、シェリー先生の
    「レッスンの時には発表会と思って臨む」というブログに、「ソレ、やっていなかった。まだできることがありそう!」と思いました。
    次回のレッスンの予約日には、お菓子折りを持参して今までのお礼を言って、、、などと思っていましたが、お菓子折りなんて買いに行っている暇はない!練習だ、良い練習をしよう!と今までよりも本気!で練習すること約3週間。今日、レッスンに臨みました。
    ら、
    「一皮どころか、二皮むけましたね、中澤さんのヴァイオリン物語もいよいよVol2に入りますね。」と言われました。
    やめなくていいんだ!続けられるんだ!とホッとしました。
    相変わらず移弦が決まらずにクリアな音で弾けない箇所が何箇所もあってヒヤヒヤしていたので、先生に練習の成果を認められた喜びが込み上げたのは、帰宅してからでした。
    「ヴァイオリンが続けられること、本当に嬉しい!(涙が出そう)」

    シェリー先生のブログを拝見すると、まだまだやっていないことが沢山見つかっています。
    自分にとって必要な練習はなにか、良い練習ができるように、これからシェリー先生のブログからたくさんたくさん学ばせていただきたいと思います。
    ヴァイオリンを続けて行く勇気をいただきました(上達していけそうです!)ありがとうございます。
    そして、これからもどうぞよろしくお願いします。