失ってから気づくもの。

こんにちは!

 

シェリーです^^

 

 

年の瀬です。

 

今年、やり残したことはありませんか?( ^∀^)

 

 

私は、後は大掃除かな?(*^ω^*)

 

 

さて。

 

ここから大事なお話。

 

やっておかないと取り返しのつかないもののお話です。((((;゚Д゚)))))))

 

 

怖がらせるつもりはありませんが、人間の能力獲得には臨界期というものがあります。

 

「脳には学習する適切な時期があり、その時期をすぎると学習が非常に困難になってしまう」

 

という考え方です。

 

 

例えば、子供の頃に自転車に乗る練習をしておかないと大人になってからは乗れないとか。

 

ネイティブの英語に慣れておかないと正しく聞き取ったり発音できない、とか。

 

特に運動能力や聴力などです。

 

 

音楽の場合、音の細やかな違いや音程を聞き分けられなくなったりします。

 

 

とにかく、子供の頃に運動能力や聴力など豊かな感性につながる訓練のようなものをしておく必要があります。

 

 

大人になったら全く獲得できない訳でもないのですが、子供の時の方が確実にできます。

 

 

音感などは、全ての人が身につけなくても生活にさしさわりはありません。

 

しかし、いろいろな音の違いがわかる、というのは豊かさにつながります。

 

子供の時につけた感度がその後の一生の豊かさにつながるかもしれないのです。

 

 

 

 

シェリーのところには、子供の頃、他の教室でバイオリンを習っていて小学校高学年くらいでやめ、大人になって

また始められる方が多くいらっしゃいます。

 

その方々が言われるのは

 

「あの時、やめなきゃよかった・・・。」

 

大体、ピアノやバイオリンなどの習い事をやめるのは学校の勉強やクラブが忙しくなる小学校高学年から中学の時。

 

でも実はその辺りからがバイオリンの伸び盛りの時期なのです。

 

それまで子供の頃から修行のようにやってきたことが楽しくなって上達するのは中学から高校にかけて。

 

ですからそこで止めてしまうのは、もう少しで土の上に芽を出す植物をみすみす埋もれさせてしまうことになります。

 

 

でも仕方がないのです。

 

習い事を続けるかどうかは多くの場合、親御さんが決めます。

 

お子さんを見て、あまり上達してない気がしてやめた方が良いのではないか、と考えます。

(上達していない訳でなく地面の下でエネルギーを蓄えています!)

 

子供さんの方も、お母さんが「やめろ」というならそういうものかな?と受け入れてしまいます。

(子供は自分の気持ちを正しく伝えることが苦手だったりします。本心はやめたくないかもしれないのに、です!)

 

 

 

そういう例をいくつか見てきました。

 

私も親御さんの気持ち、理解できます。

 

でも、二人の子を育てて、また多くの子供さんたちを見させていただいてわかるのです。

 

 

その子供さんが大人になって

 

「あの時、やめなければ、バイオリンを続けていれば・・・。」

 

と私の前で言うのです。

 

 

 

親御さんは、かけがえのない能力獲得の黄金期(そうは見えませんが)をあたたかな目で見守ってあげてください。

 

同じところで立ち止まって足踏み状態で前進していないように見えますが、実はパワーを養っています。

 

 

あるお坊さんがおっしゃいました。

 

「すぐ役に立つものはすぐに役に立たなくなる。」

 

私が一つ言い換えるならば、

 

「すぐ獲得できる能力はすぐ役に立たなくなる。」

 

何年も樽の中で熟成されたワインが芳醇な味を醸し出すように、人もある時期、長い仕込みが必要なのです。

 

 

シュトーレンをいただきました!(*^◯^*)

 

すぐに食べないで熟成させるとめちゃくちゃ美味しくなります♡

 

クリスマスを楽しみにして数日かけて少しずついただきました。

 

日に日に味わい深くなり美味でした。

 

ご馳走様でした!