バイオリンのスロー・スターター。

こんにちは!

 

シェリーです^^

『スロー・スターター(slow starter)』って聞いたことありますか?

 

意味は『出足の遅い者』。

 

主にスポーツなどで立ち上がりが遅く、調子が出るまでに時間を要する人、といった意味で使われます。

 

スプリンターなど、スタートダッシュでは出遅れるものの、徐々に速度を上げ本来の力を発揮していく、みたいな。

 

 

 

 

 

私は11歳頃バイオリンレッスンをスタートしました。

 

他のお子さんが3歳、4歳ではじめているお教室で、です。

 

 

合奏では私の背丈の半分ほどの幼児と並んで一緒に「きらきら星」を弾いていました。

 

その場で新しい楽譜を渡され、小さい子たちは無邪気にスラスラとそれを弾いていきます。

 

私はしどろもどろ・・・。

 

めちゃくちゃ恥ずかしかったです( ;  ; )

 

 

でも先生の個人レッスンはわかりやすくて楽しいものだったので、言われることを守って毎日練習したら

あれよあれよ、という間に上級クラスになりました。

 

またその後、希望する大学にストレート合格したので、周りは驚いていたようです。

(当時の私はそんなことはどうでも良く、後でそのことを知りました)

 

 

 

 

バイオリン、といえば早期教育!早くからはじめた方が良い、と言われる楽器です。

 

もちろん、早くからはじめられればそれに越したことはないのですが、人それぞれ色々な事情があってそうもいかない場合があります。

 

 

 

幼少期から親が「この子を世界的なバイオリニストに!」と望んでいる場合や、そうでなくてもその子のために、というのであればいち早くレッスンを始めるのはあり、だと思います。

 

でもバイオリンを上手に弾くのに早期のレッスンばかりが大切なわけでもありません。

(これについてはまた別のところで説明しようかな)⇨こちらの記事『バイオリンに早期教育は必要か?』

 

 

早期教育が叫ばれたのは、その頃にバイオリンの指導法が今ほど明らかにされていなかった、という側面もあります。

 

まあ、難しい話は置いておいて。

 

 

大きくなってからのバイオリン学習は始めは少し手こずるかもしれませんが、楽しみながらやっていけば大丈夫です。

 

途中で自分をダメ出ししたりせず、先生のアドバイスを深く心に刻んでやっていくだけです。

(その先生選びはとても大切ですが、生徒側からはどんな先生がいいのかはわからないのが事実です)

 

 

 

とにかく、始めるのが遅くなっても大丈夫。

 

やりたいな、と思ったらやってみてもいいんじゃないかな?

 

♪「やりたいこと、やったもん勝ち、青春なら〜」っていう歌もありますしw

 

今いらっしゃってる生徒さんたちは、楽しみながら(時に苦しみながら)成長されています。

 

 

 

バイオリンレッスンスタート!の中学生の生徒さん。

 

1回目のレッスンからバッチリ綺麗なフォームです。

 

バイオリンという木の楽器を一緒に楽しもうね!

 

 

 

 

前の記事⇨猫さんのいるレッスン風景