「バイオリンレッスン、はじめてはみたものの・・・。」

こんにちは!シェリーです!^ ^

 

 

「憧れだったバイオリンレッスン、はじめてみたんだけどなんだかしっくりきてないな・・・。」

と感じている方はいらっしゃいませんか?

 

思ってたように曲は弾けないし、基礎練習ばかりでつまらないし・・・。

 

このように感じてしまうのは、バイオリンという(見た目カンタンそうにバイオリニストたちが弾いている)楽器を

誤解しているからかもしれません。

 

 

誤解の原因のひとつ。それは

 

バイオリンは歌と同じように旋律(メロディー)楽器だから。

 

皆さん、カラオケなどなさる方もいらっしゃると思いますが、歌をちゃんと習っていない素人でもとても上手に歌う方、いますよね?

 

大体の方は歌手などが歌っているのを聴いた通りに歌えます。

多分あなたもそうですよね。

 

学校で歌うとき、楽譜の音符を読み取って歌っている人はほぼいません。

 

それより、先生が弾いてくれる音やお手本の歌のメロディーを聞き取って、楽譜からは歌詞だけをみて歌うのが普通だと思います。

 

 

それくらいメロディーは親しみやすい。

 

その(ほぼ)メロディーだけを弾くのがバイオリンという楽器なんです。

 

 

 

ですが、歌は慣れ親しんだ自分の体だけを使いますが、バイオリンは自分の体の外にある楽器を操作しなくてはいけません。

 

自分の体のように自由自在に操作するにはかなりの訓練をしなくてはいけないわけです。

 

その訓練の仕方をレッスンでは主にやっていきます。

 

 

だから歌と同じような感覚でいると実際レッスンを受けた時に

「あれ?思ってたのと違うな?」

という違和感が出やすいんです。

 

 

 

自分の体の一部と感じられるくらいに楽器を慣らしていく。

 

今、あなたが使っている身体だって、赤ちゃんの時から今のように自由に動かしたりするようになるまで

あなたの年齢分くらいの時間がかかっているわけです。

 

それが、自分の外にある楽器でしたらなおさら、声と同じように自由自在に、というわけにはいきませんよね。

 

そこで、指導する先生としては正しい持ち方だったり、音程の取り方、ボウイングなど、習う側からしてみたら想定外のレッスンがなされるわけです。

 

 

[弓の持ち方ひとつにもうるさい(*≧∀≦*)です!]

 

ですから「思ってたようなのと違う・・・。」と感じられても、先生のアドバイスを受け入れて愚直に練習してください。

 

実際にあったことなのですが、遠方に住む私の知人が小さなお子さんにバイオリンを習わせたそうです。

でもすぐにやめてしまった、とのこと。

理由は

 

「だってあの先生、弓の持ち方ばっかり注意するんだもの。」

 

 

・・・・いや、さっさと持ち方、直しなはれや・・・( ̄▽ ̄)

 

 

親御さんが小さいお子さんに言うことを聞かせるのは大変なこともあるのは承知です。

でも実は近道なんです。

(教育の観点からしても親がここで折れてしまっては一時が万事、この先も困難に立ち向かえなくなる可能性があります)

 

 

次は、私の例(^_^;)

 

社会人になりたての頃、お花を習い始めました。

 

自分の感性を磨く!と思っていましたが、〇〇流という流派により決まった規則で花を生けなければなりません。

 

花の長さや角度がバッチリ決まっているのです。

 

私としてはなんだか面白くなく、また仕事が忙しかったのもあってお稽古に通わなくなってしまいました。

 

今ならこの『規則どおり生ける』意味がなんとなく理解できます。

 

ですから、今、なんとなく違和感を覚えているあなたも、ちょっと辛抱して精進してみてくださいね。

 

いつか「そうか!!あの時先生が行っていたことはこういうことだったんだ!!!」と

合点がいくときがきますから。

 

その体験は目から鱗、成長を感じられる楽しい体験です^_−☆