「ここぞ!」という時に弾ける人になる。

こんにちは!

シェリーです^^

 

テレビドラマなんかでみたことのあるようなシーン。

 

「え?この人が?」という人物が、そこにあったピアノでショパンの幻想即興曲を突然弾きだす。

(この動画はストリートピアノですが)

 

こういうことできたらすごく素敵ですよね?

 

私だったら絶対惚れてまう・・・😻

 

 

・・・なぁんて。

 

 

で、私としては生徒さんに、バイオリンでこれくらいになってほしい。

 

学校などのちょっとしたイベントで、パパッとバッハの無伴奏ソナタ第1番とか

 

情熱大陸とか

弾けるようになってほしいわけです。

 

では、私がそういった曲ばかり教えているかというとそうではなくて。

 

私のレッスン生さんたちはよく知っていると思いますが、曲にかける時間はレッスン時間内のほぼ3分の1以下です。

 

もちろん、場合によってはそうではない時もありますが、重きを置いているのは基礎的なことです。

 

 

なぜか?

 

いつどんな時でも弾ける安定した実力を身につけてほしいからです。

 

 

よくあるのが、

 

華やかな有名曲を一曲仕上げました、しかし、しばらく経つと弾けなくなっている、とかいうケース。

 

 

これは実力がついているわけでなく、その曲だけ弾けるようになっただけ。

 

もちろん、弾かなくなると忘れてしまうのは当然なのですが、ちょっと練習したら思い出して弾けるようになるはずです。

 

一度弾いた曲をいつでも弾けるレパートリーにするだけでなく、他の曲も譜読みをしたのち、早い段階にある程度のレベルまで弾けるようになる、それを目指しています。

 

 

ですから、生徒さんにはいつ訪れるかわからない演奏のチャンスに備え、しっかりした実力をつけてほしい。

 

一度弾いた曲がまたすぐに弾けるようになってほしい。

 

 

それには、毎日の地道な練習が必要になります。

 

チャンスの神様は後ろ髪はないって言いますから、いつでもさっと捕まえられるように。

 

 

もしかしたら、そのチャンスは明日かもしれませんよ。