受験とバイオリンの両立はできない?

こんにちは!

 

シェリーです^^

季節は冬。

 

受験を控えている学生さんや保護者の方は身の引き締まる思いでいらっしゃるとお察しします。

 

(私も二人の子を育て、そういった時期を過ごしてきましたから・・・^^)

 

 

 

そんな時期によく

 

「受験があり、塾や勉強が忙しくなりますのでレッスンをお休みさせていただきたいのですが・・・。」

 

・・・といったご相談があります。

 

もちろん私としては、学校の勉強や今後の進路はとても大切ですのでOKです。

 

 

 

ここからは今まで私がみて経験してきたお話をします。

 

 

「勉強の時間がバイオリンの練習の時間にとられてしまう・・・。」

 

そのように考えられて、バイオリンのレッスンをやめたりお休みされる方が多いのですが、果たしてそうでしょうか?

 

 

 

ある進学校〇〇学園に子供を通わせるお母様が

 

「〇〇学園は宿題が多くてバイオリンの練習が出来ないのよね・・・。」

 

とため息をつきながらぼやいていました。

 

 

でも私は同じ進学校に通うAさんがちゃんと宿題もしてバイオリンレッスンにも通っているのをみています。

 

 

Aさんは宿題を学校の休み時間に済ませてしまいます。

 

その日に習ったことが宿題に出ていたり、頭がまだ勉強モードで温まっているうちに済ませれば早く済ませられる、というわけです。

 

お家ではバイオリンを練習したり自分の好きなことをして過ごしていました。

 

結果、難関大学に合格しました。

 

大学では、サークルのパーティーなどでバイオリンを披露したり楽しい学生生活だったようです。

 

 

 

Bさんも県内有数の進学高校に通っていました。

 

幼い頃から私のところでピアノをはじめ、のちにバイオリンに転向しました。

 

レッスン中はものすごい集中力で、私がアドバイスをするとその場ですぐさま何度も弾きはじめます。

 

それはまるで私がいないところで練習しているかのよう。

 

レッスン時間がなくなるので頃合いを見て私が止めるくらいでした。

 

遠方受験で忙しくなるまでお休みすることなく、理系国立大学に合格、オーケストラ部に入り活躍していました。

 

 

中学受験を控えたC君。

 

受験までレッスンをお休みするどころか、受験日とバイオリンの発表会が重なっても受験が終わったその足で発表会に参加しました。

 

もちろん試験は合格。

 

お母様のおっしゃることには

 

「レッスンの後は頭がスッキリするみたいなんです。」

 

 

 

 

もう一方でバイオリン関係ではないですが、こんなケース。

 

「私は有名私立の文系を目指すので。」と早々に国公立大学入試に必要な理系科目の勉強をやめたDさん。

 

 Dさんは余った時間で文系の勉強をして志望校に入学できたでしょうか?

 

いえ、希望する学校には入れませんでした。

 

勉強する時間が充分あったにも関わらず、です。

 

(後から考えてみると、単にたくさん勉強をしたくなかっただけ?)

 

 

 

「〇〇する時間がない」

 

これは時にその他の理由を隠す言い訳になったりします。

 

それが悪いわけではなく、本人がそのことに気がついていないのが問題なのですが。

 

 

 

ちょっと話がそれましたが、やりようによって、バイオリンは続けていくことができます。

(練習を充分にしてないと怒り狂う先生の場合は知りません)

 

 

現に東大生や早稲田、慶応生などの学生さんはバイオリン弾ける率(それもめちゃうま!)高いです。

 

 

結局、やる気があるかどうか、なんですが。

そしてその「やる気」は身体が整っているか、に関係します。

(この辺りは話が長くなるので別の機会に)

 

 

しかしながら、どうしてもお休みせずに続けるのが良い、とも思いません。

 

 

他の習い事でもそうですが、習得するには長い年月がかかります。

 

途中でやめてしまうのは勿体無いです。

 

長いスパンで見て、受験期の数ヶ月、お休みし、また気持ちを新たに再開するのが良いと思います。

 

 

私の生徒さんたちは大体そのようにして受験が終わったら、何事もなかったかのようにバイオリンを再び習いにきます。

 

そして一生の友としたりバイオリンの経験を生かして音楽を楽しみ続けています。

 

 

 

バイオリンなどを弾くことは適度に脳に刺激を与えます。それは勉強などに使う脳の他の部分も含まれます。

 

バランスよく脳を使うことにより、気分が変わったり、新しいアイデアが浮かんだりします。

 

「疲れ切ってしまわないくらいに適度に」が受験期のバイオリンとの付き合い方なのではないかな、と思います。

 

生徒さんから川越市のお土産をいただきました。

 

お抹茶に合いそう・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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