昨日の続きです。
昨日はバイオリンのお稽古によって聴力がつくよ、って話でした。
さらに、深掘りすると。
「聴く力」がつきます。
この「聴く力」は「聞く力」に通じます。
音を注意深く「聴く力」
と
人の話などを注意深く「聞く力」。
ここでは子供の話をします。
小学校に入学し、学力がどんどん伸びていく子供はどのような子か?
それは人の話をよく聞ける子です。
学問というのは自分の中にない新しい概念を理解していくことです。
それまでの経験で得られなかった新たな物事を理解していくのに先生の話をよく聞くのは大事です。
それにより、考える幅が広がり、脳内のシナプスが繋がりネットワークを形成して問題解決を可能にします。
一つの物事を一面からでなくあらゆる角度から見れるようになります。
これって豊かなことだと思いませんか?
柔軟に考えられるようになるってことです。
ちょっと例に出すのに申し訳ないんですが・・・
スーパーなどで店員さんに大きな声で怒りまくっている大人を見かけませんか。
いわゆる頑固な大人ってやつ。
私はそういう人を見てもしかしたら店員さんが悪いのかもしれませんが大きな声を出してる時点で
「前頭葉(理性を掌る脳の部分)が衰えてるか未発達だなぁ・・・。」
と思ってしまいます。
心が豊かな人は公衆の面前で大きな声を出して怒ったりしません。
そんな大人にはなりたくないですよね?
おっと、ずいぶん話が逸れてしまいましたが。
というわけで(どんなわけ?😅)
人の話を聞ける、というのは自分の頭で余裕のある考え方ができるようになること、と言えると思います。
学校のお勉強ができるのが一番いいこと、というつもりではないですが、
人の話をよく聞くことで自分の中にある世界のお部屋が増えるよ!
色々なものの見方ができるよ!ということです。
本当にね、バイオリンを弾くには人の話も音も然り、自分の音も然り、よ〜く聞(聴)かなくてはいけないです。
注意力、集中力もつきます。
いいこといっぱいあります😊
コメントをお書きください
ジャッキー (月曜日, 19 2月 2024 19:31)
前頭葉はその通りです。認知症とか頭部外傷とか性格が変わります。話を聞く事、音を聴く事は大事だなと思いました。自分は小学生の頃は事情がありぼっ〜としていましたが、その事に気づかせる導いてくれる人が居るとまた変わります。
シェリー (水曜日, 28 2月 2024 10:54)
ジャッキーさん、コメントありがとうございます^^
「音を聴く」ってなんでもないことのように思いますが、おっしゃる通り、本当に大事なことですね。
私も小学校の頃、(ひょっとすると今でも^^;)ぼーっとしていました。
そんなでも、音楽はその美しさで人の心を開かせます。
ジャッキーさんが持っている「音楽を楽しめる心」は一生の財産ですね。